おとぎ列車で親しまれた西武山口線、ユネスコ村は遠い思い出

西武山口線

西武球場の近くに1990年まで存在していた遊園地、「ユネスコ村」。園内は世界各国の建築物が小さく再現され、東武ワールドスクウェアのような「テーマパーク」に近い遊園地でした。1990年、「ユネスコ村」は閉園し、「ユネスコ村大恐竜探検館」として生まれ変わりました。

当時は映画「ジュラシックパーク」などの影響で恐竜ブームが訪れ、1994年には80万人の入場者数を記録しました。しかし、レジャーの多様化などにより入場者は減少、2006年9月30日で営業休止となってしまいました。「ユネスコ村」と1950年に開業した「多摩湖ホテル」を結ぶ鉄道に「おとぎ列車」と呼ばれていた「軽便鉄道」も走っていました。

1984年5月にリニューアルし、案内軌条式鉄道(AGT)として運行を再開しましたが、その際に路線変更も行われ、「ユネスコ村駅」が廃止、終着駅は西武ドームすぐそばの「西武球場前駅」となりました。

今では、レオライナーと呼ばれる西武山口線が西武ドームへのお客を運んでいます。ユネスコ村に続いていた路線は廃止となり、跡形もなく、ユネスコ村のにぎわいも遠い過去のものとなってしまいました。

ユネスコ村駅跡

廃線跡の面影がありました。ここが「おとぎ列車」の終着駅「ユネスコ村駅」跡です

廃線跡は山口観音金乗院前を通ります。

雄大な多摩湖のそばを通ります。おとぎ列車が「ユネスコ村」に続いていたなら、きっと素敵な眺めを楽しむことができたことでしょう。