【熊本豪雨】くま川鉄道、肥薩線の復旧の見込みは?

くま川鉄道

人吉駅 – 湯前駅間を結ぶこの路線の歴史は古く、開業は1924年(大正13年)3月30日。
廃線の危機を迎えた時期もありましたが、沿線には高校もあるということで
第三セクターへ転換され、通学の足として活躍していました。

2020年(令和2年)7月4日
熊本県を襲った集中豪雨により、甚大な被害を受けました。
くま川鉄道が保有する車両5両は人吉市の人吉温泉駅内に停車していましたが、
球磨川の氾濫によりすべての車両が浸水してしまいました。

そして、くま川鉄道の川村駅―肥後西村駅にある1937年(昭和12年)造「球磨川第四橋梁」も流失しているのが確認されました。


このため、復旧に相当な期間がかかると見られ、しばらくは通学のための代替バスの運行が行われることと思われます。

被害が少なかった肥後西村(錦町)-湯前(湯前町)間については、3両態勢で2021年11月ごろの部分運行を目指す方針が報告されています。

肥薩線

熊本県八代市の八代駅から鹿児島県霧島市の隼人駅を結ぶJR九州の路線です。
球磨川沿いを「SL人吉」(熊本駅 – 人吉駅間)が走る路線としても有名です。

SL人吉(肥薩線)

今回の集中豪雨により被害を受けた区間は、肥薩線の鎌瀬駅~瀬戸石間駅(熊本県八代市)の
球磨川に架かる「球磨川第一橋梁」、
そして那良口~渡間の「第二球磨川橋梁」です。
球磨川を渡る橋梁が流されてしまいました。

そして肥薩線内の複数箇所で線路の冠水が確認されました。

現在、被災地の八代市坂本町と芦北町では不通となった県道の代替のため、肥薩線の線路用地を道路として整備し利用しています。(緊急車両と沿線住民のみ利用可)。JR九州社長の「鉄道による再建を優先しつつ、バスなどの転換も否定しない」との発言もあり、肥薩線の廃線が危ぶまれています。

肥薩線、くま川鉄道の歴史は古く、肥薩線の「球磨川第一橋梁」、「第二球磨川橋梁」は明治時代に建設されたものです。くま川鉄道は省線湯前線として1924年(大正13年)に開通。「球磨川第四橋梁」は国登録文化財にも指定され、ともに歴史的価値の高い橋梁です。

肥薩線は先述の「SL人吉」の他「かわせみ やませみ」「いさぶろう・しんぺい」などの観光列車が走る路線としても大人気。(現在各列車は他区間で出稼ぎ中!?です)

橋の架け替えともなれば復旧には数年かかると思われますが、一刻も早い復旧が待ち望まれます。