青空フリーパスおすすめモデルコース【名古屋駅発編】乗りつぶし利用にも!

スポンサーリンク
スポンサーリンク

Contents

青空フリーパスとは?

JR東海の発売する「青空フリーパス」。フリー区間の範囲も広く、通年(土曜・休日及び年末年始)利用できるため、大人気のお得きっぷです。青春18きっぷと違い、1日だけのフリーパスなので気軽に購入できるのも魅力です。

青空フリーパスと青春18きっぷの比較

青空フリーパス青春18きっぷ
JR周遊区間JR東海名古屋地区在来線旅客鉄道会社全線(JR線)の普通列車自由席
JR以外の周遊区間伊勢鉄道線一部の第三セクター鉄道・JR線代行バス・気仙沼線・大船渡線BRT・JR西日本宮島フェリーの宮島航路など
おとな料金2,620円12,050円〔5回(人)分〕
こども料金1,310円設定なし
購入期限当日可当日可
利用期間土曜・休日及び年末年始(12月30日~1月3日)年3回
学生などの春季・夏季・冬季休暇期間
特急列車特急券を別途購入すれば特急列車も利用可(新幹線不可)特急券と乗車券が必要

かなりお得なきっぷなので、頑張って計画を練らなくても気軽に出かけるだけで元が取れてしまいます。それでは、「名古屋駅」を出発地に設定したおすすめのモデルコースをご案内いたします。

おすすめ観光モデルコース(一般向け)

下呂温泉コース(名古屋駅発-下呂駅下車 ※通常 往復4,620円)

名古屋駅→(新快速約18分)→岐阜駅→(JR高山本線 約2時間30分)→下呂駅→徒歩→下呂温泉街→下呂駅→(JR高山本線 約2時間30分)→(新快速約18分)→名古屋駅

日本三名泉のひとつ「下呂温泉」は、絹のような肌触りが心地よい天然温泉です。肌の古い角質を取る働きもあるため女性にも大人気となっています。「下呂駅」周辺には、日帰り温泉が点在していますのでアクセスもとっても便利です。

下呂温泉(AC写真より)

下呂温泉街には美味しいグルメもいっぱい!名産の飛騨牛ランチや地元スイーツがお腹も心も満たしてくれます。あらゆるスポットが駅に近いので、日帰り旅行にぴったりです!

特急ひだ号(特急券 1,860円)の本数は多めですが、普通列車は本数が少ないため、特急列車を利用しない場合は乗車時間に注意しましょう。

伊勢神宮コース(名古屋駅発-伊勢市駅下車 ※通常 往復4,080円)

名古屋駅→(JR快速みえ 約1時間38分)→伊勢市駅→(徒歩約5分)→外宮→(バス約17分※別料金)→内宮→おかげ横丁→(バス約17分※別料金)→伊勢市駅→(JR快速みえ 約1時間38分)→名古屋駅

おかげ横丁(AC写真より)

日本人の心の拠り所、屈指のパワースポットと知られている伊勢神宮。125のお社をもつ伊勢神宮、その代表が外宮(げくう)と内宮(ないくう)です。外宮、内宮の順番に御参りするのが正式なならわし。場所が少し離れていますので、体力に自信のある方以外は、バス・タクシーでの移動がおすすめです。

お参りのあとは、伊勢名物のお食事処やお土産物店が並ぶおかげ横丁へ。江戸・明治時代にタイムスリップしたかのような雰囲気にどこかしら懐かしさを感じます。伊勢うどんに松坂牛コロッケなど、豊富な伊勢グルメ。スイーツは、有名な赤福をはじめ、お餅やお団子などの和風テイストから、洋風カフェまでお好みの合わせて選び放題です。

鳥羽水族館コース(名古屋駅発-鳥羽駅下車※通常 往復5,000円)

名古屋駅→(JR快速みえ 約1時間45分)→鳥羽駅→(徒歩約10分)→鳥羽水族館→(徒歩約10分)→鳥羽一番街→鳥羽駅→(JR快速みえ 約1時間45分)→名古屋駅

鳥羽水族館のジュゴン(AC写真より)

小さなお子様から年配の方まで、家族みんなが楽しめる観光スポット、鳥羽水族館。生き物の飼育種類数はなんと日本一。珍しい生き物も多く、人魚伝説のモデルとなったジュゴンを見ることのできるのは、日本で唯一ここだけです。アシカショーやペンギンの散歩など楽しいイベントも盛りだくさん!開園から閉園まで一日中楽しめます。
鳥羽水族館で楽しんだ後は、「鳥羽駅」近くの鳥羽一番街へ。地元のグルメやお土産が楽しめます。

奈良井宿コース(名古屋駅発-奈良井駅下車※通常 往復5,280円)

名古屋駅→(JR中央本線 約3時間〜3時間20分)→奈良井駅→(徒歩約3分)→奈良井宿観光→奈良井駅→(JR中央本線 約3時間〜3時間20分)→名古屋駅

奈良井宿(AC写真より)

青空フリーパスのフリー区間は「木曽平沢駅」までですが、一つ手前の「奈良井駅」で下車します。奈良井宿は、中山道六十九次のちょうど真ん中に位置する宿場町。のどかな奈良井川沿いに連なる町並みは日本最長の宿場です。宿場時代の面影がほとんどそのまま残されているため、趣深い風情が楽しめます。

五平餅や信州そばなど、信州ならではのグルメを楽しみながらの町歩き。おしゃれな雰囲気のカフェや雑貨店もあり、フォトジェニックな旅も満喫できます。

天竜峡コース(名古屋駅発-天竜峡駅下車※通常 往復7,480円)

名古屋駅→(JR新快速 約1時間)→豊橋駅→(JR飯田線 約4時間)→天竜峡駅→(徒歩約2分)→天竜ライン下り※別料金→唐笠→(徒歩約1分)→唐笠駅→(JR飯田線 約4時間)→豊橋駅→(JR新快速 約1時間)→名古屋駅

天竜川(AC写真より)

「豊橋駅」から乗車する飯田線の列車は、ローカルな雰囲気を味わいながら深い山あいを走り抜けます。天竜川に沿って北上すると「天竜峡駅」。南アルプスの眺望が広がるのどかな雰囲気の中、徒歩で天竜ライン下り乗り場へと向かいます。ここからは唐笠まで約10kmのゆったり舟旅(※別料金)。天竜川の奇岩を眺めながら雄大な絶景が楽しめます。春は新緑、夏はヤマユリ、秋は紅葉、冬はこたつ舟から望む雪景色、天竜川は四季折々に見どころがあります。唐笠で舟を降りると「唐笠駅」はすぐそば。再び飯田線の列車に乗り込み、帰路へ向かいます。

天竜ライン下りや飯田線の時刻表を事前に調べて、時間を有効にお使いください。

おすすめ乗りつぶしモデルコース(上級者向け)

飯田線コース(飯田駅※通常 計7,480円)

名古屋駅→(JR新快速 約1時間)→豊橋駅→(JR飯田線 約5時間)→飯田駅→(JR飯田線 約5時間)→豊橋駅→(JR新快速 約1時間)→名古屋駅

飯田駅(AC写真より)

飯田線は「豊橋駅」から天竜川に沿って北上するローカルムード溢れる路線です。「中井侍駅」「小和田駅」といった秘境駅が点在し、マニアにはたまらない路線です。とはいえ、飯田線は本数が少ないため、一度、途中下車してしまうと2時間ほど次の列車を待つことになる場合も。その日の気分に合わせて途中下車も良し、「飯田駅」まで乗りつぶすも良しの鉄道ファン向けの旅です。

紀勢本線・名松線コース(紀伊長島駅・伊勢奥津駅※通常 計7,260円)

名古屋駅→(関西本線・紀勢本線 約4時間)→紀伊長島駅→(紀勢本線・名松線 約3時間30分)→伊勢奥津駅→(名松線・紀勢本線・関西本線 約4時間)→名古屋駅

「紀伊長島駅」より徒歩約15分の道の駅・紀伊長島マンボウでは、海の幸を堪能できます。また、名松線の終点「伊勢奥津駅」は蒸気機関車時代の給水塔が残る鉄道ファン必見のスポットです。長時間の列車旅ですが、時間に余裕があると観光も楽しめるコースです。

快速みえ(AC写真より)

数え切れないおすすめのモデルコースの中から厳選した7つのコースを紹介させていただきました。観光にも乗り鉄にも利用できる「青空フリーパス」はバリエーション豊かな日帰り旅行がお得に楽しめる素敵なアイテムですね。