廃線跡の旅、鉄路の旅

鉄道アイドル瀧野由美子も推す「四国新幹線」!実現の可能性は?各ルートに残る未成線跡

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STU48瀧野由美子の推す「四国新幹線」とは?

STU48のメンバーで、山口県出身の瀧野由美子さん。彼女は、「新幹線大好きアイドル」として知られています。小さい頃から新幹線に乗るのが大好きで、今でもよく旅行に行くときに新幹線を利用されているそうです。

山口県出身の彼女は、四国に新幹線ができることを夢見ており、そのために四国新幹線に関する様々なイベントに参加しています。

「四国新幹線」は、1969年(昭和44年)に発表された「新全国総合開発計画」において全国新幹線網の一部として示されました。しかし、その後日本経済が低迷したことや、本州四国連絡橋を優先したことなどから、計画は進まずにいます。

現在、北海道・本州・九州ではそれぞれ新幹線が開業していますが、四国は新幹線が通らない新幹線空白地域となっています。しかも、四国の在来線は高速化が遅れており、高速バスやマイカーに競争力を失っています。

JR旅客6社のうち、鉄道事業で赤字を出しているのはJR北海道とJR四国だけ。JR北海道は北海道新幹線で収益を見込んでいますが、JR四国にはそういった収益源がありません。JR四国は自力で経営改善することが難しくなっており、地域交通や観光振興にも影響を及ぼしかねません。

一刻も早い「四国新幹線」の開業が望まれます。

「四国新幹線」を断念した明石海峡大橋

兵庫県神戸市と淡路島を結ぶ世界2位の長さを誇る吊橋、明石海峡大橋。全長3,911メートル、中央支間1,991メートルもあります。この大橋は1998年(平成10年)に開通しましたが、実は、もともとは道路と「四国新幹線」の併用橋として計画されていました。

明石海峡大橋

山陽新幹線との分岐は、「新神戸駅」西方の白川峠付近が想定されていたそうです。

しかし、明石海峡大橋に鉄道を通すことは、技術的な問題が多く、国鉄も当時巨額の赤字を抱えていたため、明石海峡大橋の鉄道併用計画はなかなか進展しませんでした。

そして、技術的な問題、費用対効果の低さなどから、最終的に自動車専用橋として建設されることになりました。

明石海峡大橋

今後、明石海峡大橋に「四国新幹線」を通る可能性はほとんどゼロのようです。

国土地理院地図より編集

「四国新幹線」を想定している大鳴門橋

一方、明石海峡大橋の延長線上にある、淡路島と徳島を結ぶ大鳴門橋では、先行して単線載荷を想定した鉄道工事が開始されました。下部に空間を持つ2層構造となっており,この空間は当初から「鉄道のため」に確保されていました 。大鳴門橋は、1985年(昭和60年)6月8日に完成します。

そのわずか2ヶ月後、明石海峡大橋に鉄道敷設は行わないことが決定されたため、大鳴門橋の空間は、しばらく放置されていました。

このスペースは、2000年(平成12年)に遊歩道「渦の道」としてとして活用されるようになりました。鳴門海峡の名物・鳴門のうずしおを間近で観測できるとあって人気の観光地となっています。将来的には、新幹線スペースを自転車道として整備し、淡路島-徳島間が自転車で行き来できるようになるようです。

大鳴門橋(AC写真より)
大鳴門橋(AC写真より)

明石海峡大橋に「四国新幹線」が通らないなら、大鳴門橋にも通ることはない?

いいえ、そんなことはありません。新たな「四国新幹線」ルートとして和歌山県~淡路島間の「紀淡海峡トンネル」計画があります。大阪-関西国際空港-淡路島-徳島-高松-松山-大分を結ぶルートが想定されています。

しかし、この計画は、海峡トンネルという大規模な工事が必要なため、実現には、かなりの年月が必要のようです。

「四国新幹線」を想定している瀬戸大橋

一番、現実味のあるルートが瀬戸大橋ルートです。瀬戸大橋は、1988年に開通した長さ約13.1キロメートルの複合斜張橋であり、上層部に自動車道路(西瀬戸自動車道)、下層部に鉄道(本四備讃線)が設けられています。さらに、下層部の鉄道スペースは在来線だけではなく、新幹線用のスペースも確保されています。当初は在来線と新幹線がそれぞれ複々線で敷設される予定でしたが 、現在は在来線が半分だけ新幹線用のスペースを利用しており 、残りのスペースは将来的な新幹線建設を見据えて空けられています。

瀬戸大橋

現在は瀬戸大橋線の全旅客列車が停車する「児島駅」。もちろん「四国新幹線」の停車駅となる予定です。駅周辺には、「四国新幹線」開業を想定した広大なスペースがあります。

児島駅

「児島駅」から宇多津方面へ向かい、高松・徳島方面、高知方面、そして松山方面から豊予海峡をトンネルで渡って大分へ行く予定です。

この場合、建設費は1兆5000億円程度で済みますし、費用便益比も1以上になります。また、所要時間も大阪から徳島・高松・松山・高知まで2時間以内になります。

「四国新幹線」の名称は?

四国の新幹線応援キャラクター「つなぐん」が行ったアンケートによると「すだち」という名称が人気だったそうです。と「すだち」とは、日本の柑橘類の一種で、主に四国・徳島県で栽培されています。

「四国新幹線」の理想的な料金は?

また、気になる四国新幹線の料金ですが、こちらもアンケートによれば、四国の各都市から8,000円までの料金が望ましいとのこと。実際も8,000円前後になる可能性が高いようです。

「四国新幹線」の開業予定はいつ?

「四国新幹線」は2037年のリニア中央新幹線「新大阪駅」延伸に合わせた開業を目指しているようです。「四国新幹線」の開業のより、関西と四国の交流や観光が促進し、地域の活性化や災害対策にも貢献することが期待されています。

そして、2037年「四国新幹線」開業時、STU48瀧野由美子さんの年齢は、何と40歳!?まだ「新幹線大好きアイドル」として活躍していることを願います!?

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