南海「岸里玉出駅」に残る謎のホーム…本線と高野線、乗り換え駅の歴史
関西地方
旧東海道線廃線跡に残る逢坂山と妙見寺のトンネル跡、そして旧・山科駅跡
旧東海道線廃線跡 滋賀県の大津駅から京都駅まで敷かれている東海道本線はほぼ一直線。停車駅は山科駅のみで、その間の所要時間はわずか10分足らずです。今ではとても便利な京都駅〜大津駅間ですが、1921年(大正10年)までは、大津駅を出発した列車...
吉野神宮駅の鉄道引き込み廃線跡と吉野杉
国産材ブランドの吉野杉 奈良県中南部の川上村、東吉野村、黒滝村を産地とする吉野杉。完満直通、無節、色目の良さなどにより、国産材のブランドとして高く評価されてきました。近代交通が発達するまで、搬出された吉野杉は、まず吉野川に流されると、河口の...
三木鉄道の廃線跡を歩く〜別所ゆめ街道〜
三木鉄道記念公園 神戸電鉄の三木駅から南へ美嚢川を渡り、南西へ向かうと三木鉄道記念公園があります。ここが2008年(平成20年)4月1日に廃止になった三木鉄道三木線の三木駅跡になります。 三木鉄道記念公園(三木駅跡) 三木鉄道の前身は国鉄三...
南海和歌山港線(和歌山港〜水軒駅)の廃線跡
南海和歌山港線 南海四国航路が開設された1956年(昭和31年)に、アクセス路線として和歌山市駅 - 和歌山港駅(初代、後の築港町駅)間に和歌山港線が開業しました。和歌山港線は南海電鉄の支線ではありますが、この路線を敷設したのは和歌山県にな...
高砂線廃線跡復活はある?加古川駅〜高砂港駅をLRT視線で散策
高砂線廃線跡 山陽本線「加古川駅」-「高砂駅」間を結んでいた高砂線は1913年(大正2年)に播州鉄道として開業しました。舟運による流通が栄えていた高砂港に鉄道網が整備されると貨物列車による輸送へと切り替えられます。戦後、大阪陸軍造兵廟播磨製...
悲しすぎる「加悦SL広場」の閉園…加悦鉄道廃線跡
加悦鉄道 加悦鉄道(かやてつどう)は、「丹後山田駅(現・京都丹後鉄道宮豊線与謝野駅)」と「加悦駅」を結んでいた路線です。「加悦駅」の南西にある大江山でニッケルの採掘が開始されたため、1940年(昭和15年)に大江山ニッケル鉱山を結ぶ貨物専用...
鍛冶屋線の廃線跡をたどり鍛冶屋線記念館へ!復活を考える旅
鍛冶屋線 加古川線から分岐していた4路線。北条線を除く3路線は全て廃線となってしまいました。その廃線のひとつ鍛冶屋線。鍛冶屋線は「野村駅(現在の西脇市駅)」から兵庫県多可郡中町(現在の多可町中区)の「鍛冶屋駅」までを結んでいた路線です。 野...
【川西国鉄前駅】三ツ矢サイダーの輸送を支えた能勢電鉄妙見線の廃線
川西能勢口駅-川西池田駅間の廃線跡 兵庫県川西市の「川西能勢口駅」から大阪府豊能郡豊能町の「妙見口駅」を結ぶ能勢電鉄能勢電鉄妙見線。「川西能勢口駅」の近くにはJR宝塚線が通っており、妙見線の最寄駅に「川西池田駅」があります。しかし、川西能勢...
近鉄電車スピード化に伴い廃止となった孔舎衛坂駅・新玉手山トンネルなど
孔舎衛坂駅 意外に知られていない近鉄電車の廃線跡。近鉄電車は輸送力増強やスピードをあげるために数々の路線改良を行っていました。まずご紹介するのが近鉄奈良線「孔舎衛坂駅」。 新生駒トンネルが開通するまでは「石切駅」と「生駒駅」の間に「孔舎衛坂...
和歌山・紀ノ川に架かる河西橋は廃線跡を再利用!現在、架け替え工事中
河西橋 和歌山にある南海とJRの併用駅「和歌山市駅」。北側にある大きな川は紀の川といいます。そこに自動車通行禁止、歩行者やバイクなどだけが通れる長い橋が架かっています。河西橋です。 現在の南海加太線は紀ノ川駅を経由し 加太駅に向かいますが、...