廃線跡の旅、鉄路の旅

奈良県天川村・面不動鍾乳洞トロッコでゆる〜い鉄旅!時間・乗り場などのご案内

鍾乳洞とは、石灰岩が長い年月をかけて地下水や雨水などによって侵食された洞窟のこと。日本各地に点在し、観光地として整備されているところも多く存在しています。大自然が生み出した幻想的な美しさが冒険心をかき立て、観光客を楽しませてくれます。
関西の有名な鍾乳洞の一つ、奈良県・天川村にある「面不動鍾乳洞」。

昭和8年に橋本広吉翁氏が発見し発掘した鍾乳洞です。鍾乳洞の少ない関西において、最大級の鍾乳洞として知られています。

鍾乳洞へは駐車場やバス停から歩いても行けますが、体力に自信のない方は快適なトロッコに乗って見てはいかがでしょうか?
時刻表はありません。乗客の状況を見て出発のタイミングを決められているようです。

トロッコは4人乗り4両編成です。


丸太をモチーフにした車体はまるで遊園地の乗り物そのもの。シートベルトを着用し、さあ出発です!急斜面の走行はまるでジェットコースターの助走区間のような気分です。

マイナスイオンが溢れる森の中を5分ほど走行すると絶景広がる鍾乳洞入り口に到着です。

「面不動鍾乳洞」の入り口はすぐそこです。「面不動茶屋」でトロッコと入洞料を支払います。

入洞料
大人450円・小人200円

中へ入ると色とりどりにライトアップされた鍾乳石が迎えてくれます。まるで彫刻が並べられた美術館のようです。足元に注意しながらドキドキワクワク。洞窟探検のスリルを味わいながらも、自然が作り出した芸術に心が洗われます。


見学所要時間は約20分ほど。

帰りもトロッコに乗り込み、今度は急斜面をゆっくり下ります。

鍾乳洞とトロッコ、意外な組み合わせが楽しめる「面不動鍾乳洞」。

小さなお子様からも十分に楽しめる観光スポットです。

近くには日帰り温泉施設の「洞川温泉センター」もあります。吉野杉を使用した浴槽にやわらかな泉質。日々の疲れを癒す、素敵な休日をお楽しみいただけます。

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