JR東日本より、東京オリンピック開催に伴う臨時列車の運行が発表されました。
鉄道ファンのみならず、世間の注目を集めている夜行新幹線「やまびこ422号」。
東京オリンピック開催期間の4日間のみの運行ですが、かなり楽しみです!
やまびこ244号 | やまびこ402号 | やまびこ412号 | やまびこ422号 | |
仙台発 | 21:13 | 22:39 | 23:33 | 0:45 |
福島着 | 21:35 | 23:09 | 0:03 | 1:25 |
郡山着 | 21:55 | 23:28 | 0:22 | 1:54 |
大宮着 | 22:50 | 0:42 | 1:36 | 3:46 |
上野着 | 23:10 | 1:10 | 2:04 | 4:14 |
東京着 | 23:16 | 1:16 | 2:10 | 4:20 |
7/31 | 7/31 | 7/21.24.27.28.31 | 7/21.24.27.28 |
実は夜行新幹線は2002年のサッカーワールドカップ開催時にも運行されたことがあるようです。
鉄道YouTuber「ガミ」さんのツイートを引用させていただきました。
同じく鉄道YouTuber「スーツ」さんは車両故障が原因で「夜行新幹線」を経験しておられます。
このようにイベントやトラブルでしか運行されたことがない「夜行新幹線」ですが、過去には「夜行新幹線」の定期運行の計画があったそうです。
夜間に新幹線の片側1車線を1日おきに交互に利用し、使用しない線路の保守点検作業を隔日にいます。そして東京駅と博多駅を同時間帯に出発した新幹線が兵庫県の姫路駅ですれ違うように列車ダイヤを組み、列車の遅れなどに対応するために「西明石駅」「相生駅」が待避駅として建設されました。
このような具体的な運用計画も立てられていましたが、騒音問題や国鉄分割民営化などにより「夜行新幹線」計画は立ち消えとなりました。
当時の「東京駅」-「博多駅」間は7時間ほどの乗車時間だったため、「夜行新幹線」実現への最適モデルだったと思います。
今でも「東京駅」-「新函館北斗駅」間や「新大阪駅」-「鹿児島中央駅」間で運行されれば、それなりの需要がありそうですが…。乗車時間「4時間」は少し微妙かも?
現在、新幹線は0時から6時までの間は営業運転を行わないというルールがあります。
バブル期に一世を風靡したあのJR東海の「シンデレラエクスプレス」も0時までに終着駅に到着するように設定されています。
そのため「夜行新幹線」はこのような大規模イベントか、トラブルでもない限り運行されることはありません。
今回の夜行新幹線「やまびこ422号」、乗車や撮影のために多くの鉄道ファンが訪れることでしょう。