下津井電鉄廃線跡「風の道」で風光明媚な瀬戸内海を楽しむ!

下津井電鉄茶屋町駅-児島間の廃止

下津井電鉄は、かつて宇野線(現・宇野みなと線)の茶屋町駅と下津井駅とを結んでいた鉄道です。岡山県の有数な観光地の一つ、鷲羽山が近くにあることで観光客の利用や、終着駅の下津井から船で四国を目指す方などに利用されていました。
1970年以降、岡山の道路網の整備が進み、
児島から岡山や倉敷へ行く手段として、バスを利用する方が増えていきました。

バスにお客を奪われた下津井電鉄は
1972年、「茶屋町駅」-「児島駅」間が廃止されました。

残された児島駅-下津井駅の廃止

道路状況の悪いことが、怪我の功名?
「児島駅」から「下津井駅」間は鉄道は廃線の危機を免れることとなりました。

そして、1988年の瀬戸大橋開通!
岡山県、香川県は瀬戸大橋ブームに沸きました!

もちろん、下津井電鉄も商機はここぞとばかりに観光客を取り込もうと、
列車増発やイベント列車が運行されました。

しかし、思うように乗客は増えず
1991年1月1日にとうとう廃止されることとなりました。

それでは、その下津井電鉄廃線跡を巡っていきましょう。

下津井電鉄廃線跡

「児島駅」です。駅名標も健在、2009年には壁が塗り替えられるなど、まだまだ現役の雰囲気を残していますが列車はもうやってきません。

JR瀬戸大橋線からのお客を取り込むことができなかったようです。下津井電鉄「児島駅」がJR瀬戸大橋線の「児島駅」から1kmも離れていたことが原因でしょうか?

廃線跡は倉敷市に譲渡され、「風の道」と呼ばれる自転車道に転用されました。

絶景の「鷲羽山駅」跡

サイクリングするには、とても気持ちのいい道路です。瀬戸大橋と瀬戸内海を眺めることができる「鷲羽山駅」跡は風光明媚な場所として人気です。

鷲羽山駅跡

終着駅の「下津井駅」跡

下津井電鉄の終着駅、下津井駅です。下津井港がすぐそばにあり、かつてはこの港から四国・香川県丸亀へと向かう航路が設けられていました。

下津井駅跡には車両や踏切、信号機などが残っているのが嬉しいです。これらは、地元の有志により結成されたボランティア団体「下津井みなと電車保存会」の方たちによって、大切に保存されています。

「児島駅」から「下津井駅」までの「風の道」から海を眺めることができるのは一部の区間。晴れていれば、瀬戸内海の絶景を楽しむことができることでしょう。
廃線跡はきれいに整備されていますので、安全に楽しむことができます。