和歌山市駅から河西橋を渡る、かつての加太線廃線跡

和歌山にある南海とJRの併用駅「和歌山市駅」。

北側の大きな川は紀の川といいます。

そこに自動車通行禁止、
歩行者やバイクなどだけが通れる
長い橋が架かっています。

河西橋です。

現在の南海加太線は「紀ノ川駅」を経由して
「加太駅」に向かいますが
かつては、この橋を渡って
加太へ向かっていました。

この橋は貨物輸送にも使われていたそうですが
強度不足のため、加太線は紀ノ川橋梁を通る路線に変更されました。現在の加太線は少し遠回りになっています。

その後、1950年のジェーン台風により橋桁が損傷

そのまま廃橋となり、和歌山市へ譲渡され、
このように道路橋として再利用されています。

いまや生活道路として、歩行者・二輪車専用に利用され、
なくてはならない存在となっています。
しかし、 台風による被害で
傾いた橋脚が1基、
橋自体も老朽化が進んでおり、
現在、架け替え工事が行われています。

2023年に完成予定です。

橋を渡ると廃線跡が続いています。

「東松江駅」からは、現在の加太線と合流します。加太線は、夏には海水浴客で賑わう路線でしたが、年々乗降客が減少してきたため、南海電鉄は現在「加太さかな線プロジェクト」を進行中。グルメや温泉など魅力がたくさん詰まった沿線にユニークな列車「めでたい電車」を走らせて、観光客を呼び込んでいます。なお、加太線は「紀ノ川駅」が起点ですが、列車はすべて「和歌山市駅」に乗り入れています。