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今や大人気の和歌山電鐵
JR和歌山駅の東側から出発する「和歌山電鐵」
通称「わかやま電鉄貴志川線」。
沿線に駅近パワースポット!?西国三社参り
和歌山電鐵の沿線には見どころが多く、特に「西国三社参り」の三社が鎮座されていることで有名です。
日前神宮・國懸神宮(ひのくまじんぐう・くにかかすじんぐう)と伊太祁曽神社(いたきそじんじゃ)、そして竈山神社(かまやまじんじゃ)の三社を詣でる「西国三社参り」。
和歌山には三つの神社に詣でる「三社参り」という風習が残っています。
「西国三社参り」は古事記や日本初期からの歴史があり古くから多くの人々がお参りに訪れる場所です。
もともとの計画は違う路線だった
貴志川線の前身である山東軽便鉄道は、当初は現在の路線とは異なる和歌山市と野上町を結ぶ計画でした。
しかし、同時期に計画された野上軽便鉄道の計画に敗れ認可が下りず、計画を変更。
この「三社参り」のための鉄道として開業しました。
その後和歌山鉄道、和歌山電気軌道へと社名変更します。
1961年に南海電気鉄道が和歌山電気軌道を合併し南海電気鉄道貴志川線となります。
同じ境内に二つの神宮を持つ日前神宮・國懸神宮へは「日前宮駅」より徒歩約5分
伊太祁曽神社へは「伊太祈曽駅」より徒歩約5分。
竈山神社へは「竈山駅」下車、徒歩15分。
「三社参り」にとても便利な鉄道です。
廃止の危機を乗り越えて
しかし、マイカー時代到来により利用客が減少。
2004年に南海電気鉄道が貴志川線の廃止を検討していることを発表。
事業の引き継ぎを受けてくれたのが岡山電気軌道でした。
「和歌山電鐵」しての再出発は怒涛のアイデア勝負でした!
水戸岡鋭治さんのデザイン
ご覧ください!このユニークな電車!
おもちゃ電車です。
外観だけでなく車内も楽しい!
おもちゃがいっぱいです!
ガチャガチャもできます!
乗りたくなってきませんか?
おもちゃ電車の他にも、たま電車やうめ星電車、いちご電車などが走っています。
ユニークな電車のデザインを手がけられてのは、「ななつ星in九州」などの列車デザインで有名な水戸岡鋭治さんです。
親会社でもある岡山電気軌道のデザインもされているということで、和歌山電鐵のデザインも行われたようです。
見てるだけで楽しい電車です。
「たま駅長」が大ブームに!!
そしてもうひとつの目玉は「たま駅長」です。
猫の駅長「たま駅長」は一躍有名となり
テレビなどでご覧になった方もいらっしゃると思います。
初代「たま駅長」は2015年に亡くなられましたが
後を継いだかわいい猫が
乗客をもてなしてくれます。
貴志駅のスーパー駅長 ニタマです。「たまII世駅長」から部長職「マネージャー駅長」に昇格しています。
(初代「たま駅長」は神様に昇格!)
伊太祈曽駅にはよんたまスーパー駅長が勤務しています。
片道30分の乗車ですが、「1日乗車券」でいろいろな電車に乗って、何往復もしてみるのも楽しそう!
そして、ニタマスーパー駅長とよんたま駅長の働きっぷり?を見てください!
きっと癒されますよ!