「阪急梅田駅」大移動時に誕生した阪急三番街・阪急ターミナルビルが大規模建て替えへ!

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阪急が大阪キタで大規模再開発

2022年1月6日の各紙報道によりますと、阪急阪神ホールディングスが大阪・梅田駅周辺の大規模な再開発を検討とのこと。
建て替え予定の建物は、すでに閉館が発表されている「大阪新阪急ホテル」の他にショッピングセンターの「阪急三番街」、そしてオフィスビルの「阪急ターミナルビル」です。

阪急三番街

梅田駅移転時に誕生した三番街、ターミナルビル

「阪急三番街」「阪急ターミナルビル」の開業は大阪万博開幕を間近に控えた1969年(昭和44年)。
それまで「阪急梅田駅(現・大阪梅田駅)」は現在の場所よりも約400m南、国鉄(現・JR)をくぐった場所にある地上駅でした。

国土地理院地図より編集(1960年代の大阪梅田駅周辺)


増加する乗客に対応するため電車の連結両数を増やそうにも、国鉄の高架線が弊害となりホームの延長は困難。
そこで1966年から1973年にかけて、「梅田駅」大移動が行われます。
国鉄高架線の北側への移転工事が行われ、現在の場所に高架駅として生まれ変わりました。

国土地理院地図より編集(2000年代の大阪梅田駅周辺)
国土地理院地図より編集(現在の大阪梅田駅周辺)

そして、駅の移転と同時に誕生したのが「阪急三番街」「阪急ターミナルビル」です。

梅田駅移転により問題発生!?

しかし、阪急梅田駅の移転により、他社の鉄道との乗換が不便となってしまいます。
その問題を解消するために誕生したのが「ムービングウォーク(動く歩道)」でした。
今では、各地の空港や地下街で利用されていますが、日本で最初に設置されたのはここ阪急梅田駅。
現在でもその規模は最大となっています。

ムービングウォーク

阪急◯番街シリーズ、名前の由来

「阪急三番街」の名前は開業当時の住所「大阪市北区小深町3番地」が由来となっています。
よって一番街、二番街は存在しません。
ちなみに「阪急三番街」誕生より前に開業していた「新阪急八番街」。
開業時の住所「北区梅田8番地」より名付けられました。
この後、阪急の番街シリーズは、阪急17番街(1972年開業)、阪急32番街(1977年開業)と続きますが、こちらは住所ではなく、17階建て、32階建と階数が名前の由来となっています。

移転後の阪急梅田駅跡


移転後の梅田駅跡は、阪急うめだ本店前コンコースとして利用されています。
現在のコンコースは2012年にリニューアルされました。

阪急うめだ本店前コンコース


旧コンコースの「アーチ型天井の建築・デザイン様式」の建築意匠は、阪急うめだ本店の13階「グランドカフェ・レストラン シャンデリアテーブル」に移築され当時の面影をしのばせています。

大阪キタのリニューアル開業はいつ?

「阪急三番街」「阪急ターミナルビル」は開業から半世紀以上経ち、老朽化が懸念されていたところでした。
改修範囲がかなり広いため、リニューアル開業は2030年以降とみられています。

2023年には梅田貨物駅跡地に「北梅田駅」が開業、2031年度にはなにわ筋線も開業予定。
大阪キタが大きく生まれ変わります。楽しみですね。