読者様へご報告

皆様の応援が結実した『都会の廃線跡 探究読本』 (河出書房新社)
10月17日発売しました!
いつも応援してくださる読者様へ、心より感謝申し上げます。
ブログではこれまで断片的にご紹介してきた各地の廃線跡を、
改めて「都市と鉄道の記憶」というテーマでまとめています。
全編書き下ろし、未公開路線も掲載し、
書籍でしか実現できない価値に凝縮しました。

ぜひこのリンクからご予約いただき、著者としての一歩を応援していただけると幸いです。

リニア駅名「神奈川県駅」はダサい?山梨・長野・岐阜の新駅名や場所を調査

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JR東海が相模原市に建設中のリニア中央新幹線の工事現場を報道陣に公開し、話題になっています。
2027年3月末の完成予定の新駅は「神奈川県駅(仮称)」と報道されました。


「神奈川県駅(仮称)」建設地はJR東日本の横浜線と相模線、京王電鉄の相模原線が乗り入れる「橋本駅」南側の神奈川県立相原高校跡地です。地下3階にホーム設置の予定となっています。


想像以上の大規模な工事です。リニア中央新幹線が現実になる日が刻一刻と近づいていることを実感せずにはいられません。
しかし、ネットでは工事現場の写真よりもその駅名が注目されています。

「神奈川県駅(仮称)」の駅名に「ダサい」「センス無さすぎ」などの声が上がっています。

リニア中央新幹線の資料に目を通してみると「神奈川県(仮称)駅」だけでなく他の新駅も「山梨県(仮称)駅」、「長野県(仮称)駅」「岐阜県(仮称)駅」と記載されていますので、あくまで(仮称)ではないでしょうか。「品川駅」・「名古屋駅」は(仮称)の記載はありませんので、「品川駅」・「名古屋駅」の駅名が使用されるようです。

リニア中央新幹線の開業が近づけば、JR山手線の「幕張ゲートウェイ駅」やJR京葉線の新駅「幕張豊砂駅」のようにリニア中央新幹線の新駅も公募が行われるかもしれません。

「神奈川県(仮称)駅」は、そのまま「橋本駅」を使用しても良さそうですが、京都府に京阪電鉄「橋本駅」、和歌山県にもJR西日本和歌山線・南海高野線「橋本駅」があり、混乱を避けるためにもオリジナリティあふれる駅名が採用されるのではないでしょうか。

リニア中央新幹線の進捗状況ですが、「神奈川県(仮称)駅」以外はどんな状況でしょう。

「品川駅」・「名古屋駅」は現在工事中。かなり進んでいるようです。

「山梨県(仮称)駅」は甲府市大津町のJR身延線「小井川駅」付近に予定地を検討中。(2022年5月現在)

「長野県(仮称)駅」は飯田市上郷飯沼付近に2024年度着工予定。

「岐阜県(仮称)駅」はJR中央本線「美乃坂本駅」付近で工事中です。

リニア中央新幹線の開業予定は2027年度3月末の予定です。さて、間に合いますでしょうか!?楽しみですね。

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