武田尾廃線ハイキングコース案内地図(JR福知山線武田尾駅出発編)

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JR福知山線旧線跡

大阪と山陰を結ぶ路線として建設された福知山線。その昔、武庫川沿いの区間、特に「生瀬駅」-「道場駅」間は川と山の隙間を縫うように走っていたため、車窓からの眺めは大変美しかったのですが、単線で線形も悪くスピードが出せないという難点がありました。

武庫川

1986年に「生瀬駅」-「道場駅」間に短縮路線の新線建設。「宝塚駅」 -「 新三田駅」間が複線化、そして「福知山駅」までの全線電化により大幅な時間短縮が可能になりました。

ダイヤ改正より、大阪から山陰へ向かう優等列車の特急「まつかぜ」が1日10往復の特急「北近畿」となり城崎温泉方面へ運行されることによって、一挙に関西-山陰間のアクセスが向上しました。その一方で「生瀬駅」-「道場駅」間のほとんどがトンネルとなってしまい、武庫川の絶景を楽しむことができなくなってしまいました。

廃止となった旧線区間は、立ち入り禁止となってしまいましたが、景色の良い場所のため、無断立ち入りをするハイカーが後を絶ちませんでした。そこで自己責任において廃線区間が立ち入り可能となりましたが、事故などが発生したため再び立ち入り禁止となりました。

ハイキングコースとして生まれ変わった廃線跡

しばらく閉鎖された後、正式な遊歩道として整備されると、2016年11月15日より一般開放されました。一般開放後は安全でユニークなハイキングコースとして、季節を問わず多くのハイカーが訪れるようになりました。

廃線跡のハイキングコースは、「生瀬駅」 – 「武田尾駅間の約4.7kmで徒歩約2時間です。
ハイキングコースへは、「生瀬駅」、「西宮名塩駅」、「武田尾駅」のどの駅からでもスタートすることができ、ゴール地点も駅から近いためJR福知山線利用すると大変便利です。

注意点としては、スタートとゴール付近以外にはコース上に自動販売機やトイレがないこと。
そして、トンネル内には照明がないため懐中電灯などを必ずお持ちいただく必要があります。

武田尾駅

武田尾駅周辺には駐車場もあり、スタート地点に最適です。

武田尾駅

しばらく舗装された道を歩きます。廃線跡という雰囲気はまだありません。

ゆるやかなカーブになんとなく廃線跡を感じます。舗装道路から外れて右へ曲がり小川を渡ります…

枕木の残る本格的な廃線跡が登場!当時の面影が残る廃線跡に気分が高まります。

長尾山第三隧道

鉄道が通っていたトンネルの中を歩く貴重な経験です。

長尾山第三隧道

長尾山第二隧道

トンネルが連なります。

長尾山第二隧道

長尾山第一隧道

長尾山第一隧道

第二武庫川橋梁

暗闇の向こうに見える第二武庫川橋梁。目の前の黒、緑、赤のコントラストが芸術作品のようです。

第二武庫川橋梁

迫力のある武庫川の急流が真横に見えます。

北山第二トンネル

北山第二トンネルは全長413m。実を言うと私は、懐中電灯を持ってきていませんでした。ここまでのトンネルは、入口と出口の明かりがあったため、懐中電灯はなくても大丈夫とたかをくくっていました。しかし、暗闇の413mは長すぎました。奥にすすむにつれ不安が増します。というよりも足元も見えないため大変危険です。反対側から歩いて来られたグループの方にも「大丈夫ですか?」と心配してもらいました。なんとか出口にたどり着くことができましたがもう一度言います!懐中電灯は必ず持参してください

北山第二トンネル

北山第一トンネル

北山第一トンネル

北山第一トンネルを抜けてラストスパートへ。

姥ヶ懐川橋梁

名塩川橋梁

名塩川橋梁

国道176号線

交通量の多い国道ですので、車には気をつけてください。

生瀬駅

ゴールの生瀬駅です。数々のトンネルや橋梁にちょっとした冒険家の気分が味わえる、とても歩きごたえのあるコースでした。駅からスタートできてゴールも駅近。また電車の本数も多いのでアクセスに大変便利です。懐中電灯だけは忘れずにお出かけください。

武田尾線路敷ハイキングコースの反対側はどうなってるの!?