日本の万博に貢献したアクセス鉄道たち、2025年大阪・関西万博は?

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1970年日本万国博覧会(大阪万博)

1970年に大阪府吹田市の会場にて開幕した日本万国博覧会(大阪万博)。
「人類の進歩と調和」をテーマに掲げ、高度成長期の日本をさらに活気づけた歴史的イベントです。
会期183日間でのべ6421万8770人の入場者に対応した交通機関は大きく二つ。
高速道路と鉄道です。
名神高速道路の名神吹田インターチェンジは万博会場すぐそばに設置され、バスやマイカーでのアクセスに大きく貢献しました。
鉄道でのアクセスへは、北大阪急行電鉄「万国博中央口駅」と阪急千里線「万国博西口駅」が利用されました。
北大阪急行電鉄は、梅田方面より北上、現在の「千里中央駅」付近で直角に方向転換し、東へ3.6km進んだあたりに「万国博中央口駅」を設置しました。

当時の万博会場マップ

万博が閉幕すると「万国博中央口駅」跡地は、中国吹田IC上り線料金所(出口側料金所)と転用されました。

阪急千里線「万国博西口駅」は、閉幕後廃止となり、その3年後、万国博西口駅の約800メートル南に「山田駅」が開業します。

万博会場への鉄道でのメインルートは、新幹線との接続も良く、会場にも近い「万国博中央口駅」が利用されていましたが、阪急千里線「万国博西口駅」も、阪急神戸本線や宝塚本線、大阪市営地下鉄堺筋線からの直通列車が運行され、サブルートとしての役割を果たしました。

万国博西口駅跡付近
万国博西口駅跡付近
万国博西口駅跡付近

1975年沖縄国際海洋博覧会(沖縄海洋博)

1975年の沖縄国際海洋博覧会(沖縄海洋博)。会場へのアクセスに鉄道はなく、那覇空港からの直通バスやホバークラフトなどが利用されました。しかし、会場内では、海洋博KRT(Expoニューシティカー)による観客輸送用として日本で最初の軌道法による無人運行システムが実現されました。

1985年つくば科学万博

1985年に開催されたつくば科学万博。鉄道ルートによる最寄駅は常磐線「牛久駅」 – 「荒川沖駅」間に設置された「万博中央駅」です。しかし会場から13キロメートルも離れており、シャトルバスが約20分かけて入場客を運んでいました。「万博中央駅」跡は「ひたち野うしく駅」として生まれ変わっています。

1990年国際花と緑の博覧会(花博)

1990年に大阪府大阪市鶴見区と守口市に跨る鶴見緑地で開催された国際花と緑の博覧会(通称:花博)。会場への交通手段として、「京橋駅」と「鶴見緑地駅」を結ぶ日本初の鉄輪式リニアモーター地下鉄、大阪市営地下鉄鶴見緑地線(現在のOsaka Metro長堀鶴見緑地線)が建設されました。

2005年日本国際博覧会(愛・地球博)

2005年愛知県の長久手他で開催された日本国際博覧会「愛・地球博」。長久手会場へ入場客を運ぶ日本で唯一の磁気浮上式リニアモーターカー、愛知高速交通東部丘陵線「リニモ (Linimo)」。が開通。地下鉄東山線・愛知環状鉄道線と接続し、「万博会場駅(現在の愛・地球博記念公園駅)」へ入場客を会場へと導いていました。

2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)

2025年には大阪府大阪市此花区の夢洲で大阪・関西万博が開催されます。
夢洲は人工島のため、自動車でのアクセスは夢咲トンネルと夢舞大橋の2本のみ。
鉄道アクセスとして大阪メトロ中央線の延伸が計画されており、「コスモスクエア駅」から「夢洲駅(仮称)」へ延伸する予定で。敷設予定の夢咲トンネルには、すでに鉄道用トンネルも併設されているようです。

2025年大阪・関西万博会場へのアクセスは?夢洲への鉄道計画、実現の可能性