くずはモールの京阪電車展示場「SANZEN-HIROBA」は関西私鉄唯一の鉄道ミュージアム

スポンサーリンク
スポンサーリンク

京阪電車「樟葉駅」前にあるショッピングモール「くずはモール」。
京阪ホールディングスの子会社・京阪流通システムズが運営されているため、特急停車駅の駅前という大変立地の良い場所にあります。
特に京阪沿線にお住まいの方には大変便利です。
くずはモール南館「ヒカリノモール」には他のショッピングモールではあまりお目にかかることがないイベントスペース「SANZEN-HIROBA(さんぜんひろば)」があります。


「SANZEN(さんぜん)」とは京阪電車旧3000系の車両のことで、すでに引退した京阪電車旧3000系特急用車両「テレビカー3505号車」の展示をはじめとした京阪の鉄道ミュージアム的なスペースとなっています。車名の通り、この車両にはテレビがついていました。

今では、電車の車内でスマホを見ている方がほとんどですが、携帯電話やスマホのなかった時代には、この「テレビカー」は極上の娯楽ツール。プロ野球の中継やニュース・ドラマなどが放送され、乗客は退屈な通勤時間を有効活用することができました。

テレビ設置の車両はもうありませんが、京阪電車には二階建ての車両などはまだまだ健在で、特急料金不要利用できる京阪電車のサービスは高い評価があります。


「SANZEN-HIROBA」には、他にも運転シュミレーターやジオラマもあり、小さなお子様も楽しめる憩いの場となっています。

鉄道模型ジオラマ
鉄道模型ジオラマ
運転シュミレーター

京阪電車利用者には懐かしいヘッドマークや昔の駅舎のパネルも展示されています。

「SANZEN-HIROBA(さんぜんひろば)」は基本無料(一部有料)、しかもショッピングモール内にあるので、買い物で疲れた時などのちょっとした休憩に利用できるのがいいですね!

関西の私鉄では、他にこのような鉄道展示施設がなく、もっとできてほしいものです。